脳の健康レベル

脳トレ


あなたは学生のころ、学校をサボってはいけない、ということを頭のどこかで知っていたはずです。そのため、テストに向けてがんばって勉強をしたり、先生のいうことも聞いていました。ですが、学校に通うことは、それよりずっとあとに、歳を重ねた大人のあなたの脳のためにもいいという事を知っていますか?

就職の際に役立ったり、両親の自慢の娘、息子になる以外にも、新しい科学 (ニューサイエンス) によれば、学歴が高いほど、認知機能の低下を防ぐことを示唆しています。ドイツで実施された、成人の発達と老化に関する研究では、高等教育、または高校より更に上の教育を受けたことが、認知症に対する強力な保護因子として機能することを突き止めました。それはわずかな保護といえるレベルではありません。高等教育を修了した参加者は、軽度の認知障害とアルツハイマー病の両方のリスクが、85% も減少したことを示しました。

どうしてこのようなことが起きたのでしょうか? そおそらく、プラークなどの攻撃に抵抗する能力である認知予備能と関係があると考えられます。人は教育を受ける過程で、脳の多くの部分を使います。研究では、このタイプの認知機能を刺激する活動は、年をとっても脳を健康に保つことが示唆されています。

でも、あなたが高校より上に進級しなかったとしても、心配しないでください。正式な教育を通じて得られる認知刺激は、他のことを通して行うことが可能です。あらゆる種類の認知機能を刺激する活動は、認知症リスクの低下と関連しています。脳を刺激すると、ニューロンの神経可塑性が促進され、寿命が伸びるでしょう。

最近、何か新しいことを学びましたか?

文献

  • Sattler, C., Toro, P., Schönknecht, P., & Schröder, J. (2012). Cognitive activity, education and socioeconomic status as preventive factors for mild cognitive impairment and Alzheimer’s disease. Psychiatry Research, 196(1), 90–95. doi: 10.1016/j.psychres.2011.11.012