自分へのご褒美を作る

運動


運動は、体が慣れるにつれて気分爽快になります。 運動は、脳が喜びを感じる神経伝達物質を生成を促します。これは一般的に「ランナーズ・ハイ」と呼ばれるものです。そして、これ習慣になるにつれて、人は、体を動かすことで気分が良くなり、快適に感じるようになります。

しかし、運動が習慣になるところまでたどり着けない場合はどうなるのでしょうか? 時折トレーニングをやってみても、次の日に訪れる筋肉痛や息切れが乗り越えられないですか? 研究では、自分へのご褒美などを設定して、運動に何かしら、喜びを紐付ける事を勧めています。そうすれば、運動を習慣付ける事を妨げている障害を乗り越えられるかもしれません。

自分が嬉しいと思えるご褒美を決め、毎回運動する度に、自分自身にそのご褒美をあげるのです。では、ご褒美とは具体的には、どんなものなのでしょうか? それは例えば、ヨガクラスの後に、友人と共に楽しくおしゃべりする時間だったり、スポーツクラブのジャグジーでくつろいだりする事です。特に新しい習慣を身につける時に、その習慣を身につけたくなるような事であればいいのです。研究では、行動に報酬を関連付けることによって習慣形成がしやすくなると報告されています。

もし運動が苦痛を感じるだけで、百害あって一利なしならば、習慣を身につけることは難しいでしょう。逆にいえば、運動が楽しめれば、運動習慣を維持しやすいでしょう。誰しも運動が健康にいいことや、認知機能を高める可能性があることを知っています。しかし、それとは別に、すぐに楽しめるご褒美がないと、習慣を続けるのは難しいと感じるはずです。

では、どんなご褒美が良いのでしょうか? いくつか試してみる必要があるかもしれません。夕方の散歩に友達を誘ってみるのはどうでしょうか? 家に帰ったら、熱いお風呂につかって、自分を甘やかしてあげてください。スポーツクラブにお気に入りの化粧水やボディークリームを持参して、シャワーで汗を流した後に使ってもいいですね。運動好きな友人に、どうしているのか聞いてみるのもいいでしょう。きっと、それぞれ小さなご褒美を持っていることでしょう。

文献

  • Phillips, L. A., Chamberland, P.-É., Hekler, E. B., Abrams, J., & Eisenberg, M. H. (2016). Intrinsic rewards predict exercise via behavioral intentions for initiators but via habit strength for maintainers. Sport, Exercise, and Performance Psychology, 5(4), 352–364. doi:10.1037/spy0000071