習慣リストを作りましょう

やる気


毎日の習慣を変えることで、認知機能の低下リスクを軽減し、記憶力を維持できる事は、もう皆さんご存知ですね。 でも、既に行っている習慣の中で、脳の活性化を促す新しい習慣を阻んでいるのはどれなのか、特定するのは難しいかもしれません。

そんな時は、習慣リストを作成してみましょう。 ( この作業は、既に新しい習慣を身につけ始めている場合でも効果的です。ぜひリストを作成して、自分の習慣行動を確認しましょう。)

まず、夜寝る前にベッドの横にノートを置いて下さい。そして、翌朝目覚めたら、何も考えずに、1 日を通して無意識に行うことを全て書き留めてみましょう。( 実はこれらがあなたの習慣なのです) 。まず、今朝起きた時にアラームのスイッチを消しましたか? ベッドから出る前に、スマホをチェックしましたか? ニュースを見るためにテレビをつけましたか? 出かける準備の順番は?起きてトイレに行き、シャワーを浴び、歯を磨きましたか? 重要に思えないような事柄も、全て書き留めてください。

1 日の終わりにリストを見返すと、自分では思っていなかったようなクセを発見することがあります。どの習慣が認知機能の健康に有効か、または有害となっているかを確認するために、ぜひ翌々日もリストを作って みてください ( 朝起きてから寝るまでのリストです ) 。

リストが完成したら、見直しながら、各習慣に点数をつけていきます。もし、ある習慣が脳に良い刺激を与えている場合は、 2 点をつけましょう。 朝食は玄米と季節野菜の煮物を食べたのですね。それなら 2 点です! 友達に電話して 15 分間おしゃべりしたなら、更に 2 点追加しましょう! もし習慣が脳にとって可も不可もないものなら、 1 点です。可も不可もない習慣とは、例えばシャワーを浴びたり、朝起きてベッドを整えるようなことを指します。また脳機能の健康に良くないと思われる習慣があれば、 0 点をつけます。ジャンクフードを食べた場合は、0 点です。爪を噛んだり、速度制限を超えて運転するような習慣は、一見脳の健康には関係ないように思えますが、ストレスを受けている現れなので、こうしたタイプの習慣にも 0 点をつけましょう。

この作業を行うと、自分の習慣がリスト化され、その習慣が脳の健康に対してどう影響を与えているかが一目瞭然です。一度にすべてを変える必要はありません。 まずは、今日 1 日の自分を観察して、リストの情報を利用しながら、今取り組めることを考えてみましょう。

脳を活性化する習慣の最終的な目標は、「完璧に行うこと」ではありません。ですから、理想的な点数などは一切設定されていません。新しい習慣を実践し始めたら、点数をもう一度計算してください。今回の点数は、前回と比べて上がりましたか? もしそうなら、挑戦している新習慣は脳を活性化しています! 数か月ごとにこの方法を試して、習慣がどう変化するかを確認してください。