サボりのサインを見逃さない

やる気


習慣は脳に染みついているからこそ習慣であって、変えるとなれば強い意志と行動力が必要です。 ある習慣を変えようと思い立ち、そのためのプランを立てて行動に移し、無事に成功したら、大きな達成感があるでしょう。

しかし、難しいのはここからです。努力して身に付けた新しい習慣を完全に定着させなければなりません。ただし、そこまで深刻に考える必要はありません。新しい習慣は突然消えてしまうようなものではなく、 その前に何らかの兆候 (サイン) があります。このような兆候に気づけば、あらためて気を引き締めて習慣を定着させるように努力することができます。

このような兆候の 1 つ、それは何かと理由をつけてサボりはじめたときです。 たとえば雨が降っていたからジョギングをしなかった日があったとして、その翌日は気分が乗らないという理由で走らなかったとします。3 日めになると、もう「走らない」ことが新たな習慣になり始めてしまいます。

5 キロのダイエットに挑戦しているときに毎日体重を測ることを止めて週末に 1 回だけ測ることにしたとしたら、まるで体重に関心のない人と同じような習慣を身に付けているようなものです。

もちろん、誰でも休むことは必要です。 身体を休めて回復を待たなければならないときもあるでしょう。ダイエットや体重のことを考えない日があってもいいと思います。このようにちょっとひと休みする時間があることは問題ありませんが、 あまりこのような日が続くと休むこと自体が新しい習慣になってしまい、せっかくそこまで習慣を身に付けるためにしてきた努力がすべて無駄になってしまいます。

新しい習慣を身に付けようと努力しているときに、ひと休みすることはまったく問題ありません。ひとつだけ大切なこと、それは「明日はまた全力で取り組む」ということです。

文献

  • Clear, J. (2018). Atomic habits: An easy & proven way to build good habits & break bad ones. New York, NY: Avery.