ムリなく肉の量を減らす方法

食生活


脳にとって炎症は敵です。事実、炎症はアルツハイマー病の一因でもあります。

「炎症」は、専門的な観点から見ると身体には良い現象です。たとえば、免疫システムが身体に何らかの害を与えるものを認識すると、炎症を起こすことで身体を守ろうとします。しかし、このような炎症が長期間つづくと脳の健康に悪影響を与えることがあります。

炎症を減らす方法の 1 つが、食べる肉の量を減らすことです。アミノ酸の 1 つであるホモシステインという物質はアルツハイマー病の進行と高い関係性があり、高レベルのホモシステインは脳の内側側頭葉にダメージを与えることがあります。そして、動物性のたんぱく質を多量に摂取している人は一般的にホモシステインのレベルが高いとされています。

「そうはいっても肉料理はおいしい」ですよね。ご安心ください。食生活を変えるのは簡単なことではありません。そこで、食卓から完全に肉をなくすのではなく、肉の「使い方」を見直すのです。

鶏の照り焼きや豚の角煮など、肉だけのおかずを作るときに、彩りのよい野菜を一緒に入れて作ってみましょう。葉もの野菜でサラダを作り、その上に照り焼きや角煮を盛り付けてもいいですね。肉の風味をあきらめる必要はありません。ほんのちょっと食べ方を変えるだけで、大きな効果を得ることができるのです。

文献

  • Safaii-Waite, S., Linja, S. S., & Safaii-Waite, S. (2017). The Alzheimer’s Prevention Food Guide: A Quick Nutritional Reference to Foods that Nourish and Protect the Brain from Alzheimer’s Disease. Callisto Media Incorporated.[ https://books.google.com/books?id=svk8MQAACAAJ]