就寝時のクラシック音楽の効果

睡眠


バッハ、ショパン、モーツァルト、ベートーベン...。これらの作曲家の名前を耳にして、何を思い浮かべますか? オーケストラを思い浮かべる人もいれば、両親や祖父母の古いレコードを思い浮かべる人もいるでしょう。バイオリン、映画、音楽室の肖像画を思い浮かべる人もいるかも知れません。

夜、眠りにつこうとしているときに、寝室の様子を思い浮かべてみることはありますか? それとも、ゆっくりとまぶたを閉じていき、そのまま深い眠りに入っていきますか? なぜこのような話をするかというと、眠る前に45分間クラシック音楽を聴くことが、不眠症の解消に効果を発揮するという興味深い事実があるからです。この効果は、若年層も高齢層も変わりません。さらに、高齢層の場合は抑うつ症状を軽くする効果もあり、これによって不安感が少なくなることが質の高い眠りにつながります。

寝室に小型の無線スピーカーを置き、タイマーを 45 分間に設定して、お気に入りのクラシック音楽を流す方法がオススメです。 タイマーが切れるころには、すでに深い眠りの中にいるでしょう。

文献

  • Chan, M. F., Wong, Z. Y., & Thayala, N. V. (2011). The effectiveness of music listening in reducing depressive symptoms in adults: a systematic review. Complementary Therapies in Medicine, 19(6), 332–348. doi: 10.1016/j.ctim.2011.08.003
  • Harmat, L., Takács, J., & Bódizs, R. (2008). Music improves sleep quality in students. Journal of Advanced Nursing, 62(3), 327–335. doi: 10.1111/j.1365-2648.2008.04602.x
  • Lai, H.-L., & Good, M. (2006). Music improves sleep quality in older adults. 2004. Journal of Advanced Nursing, 53(1), 134–144; discussion 144–146. doi:10.1111/j.1365-2648.2006.03693.x