森について

交友関係


子供の頃のことをちょっと思い出してみてください。森林探検をしたり、自然の中を歩き回ったりしていた、小さい頃の姿を想像してください。頭上にそびえる木々はとても大きく、神秘的な力強さがあったことでしょう。

実はこれらの大木は、1 本1 本、独立して で立っているわけではありません。 地面の下には、上の枝と同じくらいの長さ、幅、高さの立派な根のネットワークがあります。

子供の頃は思いもよらなかったことですが、最近になって研究者は、木々はこの広範な世界で、根を介して「会話」出来ることを発見しました。実際、種を超えて木と木の間で栄養を共有し、お互いに依存しているのです。 一部の研究では、白樺とモミの木は酸素と炭素を共有し、その量は季節と日光に基づいて、どの木がより必要かによって調整されます。

生物学的には、ほとんどの生命体はこのようにしながら進化を遂げ、より多くの生物が、森林を構成する資源を共有しています。現代において人々は社会的動物に進化し、より良いコミュニティを構成しています。 しかし、年齢が上がるにつれて、かつてあった地域社会とのつながりを失う傾向にあります。

他の人とのつながりは、生活の質と長さを向上させるために重要です。 研究によれば、社会的交流が多い人は、少ない人に比べて死亡リスクが低いことを発見しました。

社会的な交流は、認知機能にも直接関係しています。 社会的交流は、私たちの認知機能の 2 つの重要な領域、うつ病とストレスに影響を与えます。現在、社会的関係の質と量は、うつ病の発症、したがって認知症のリスクに直接関係していることが認識されています。 前向きな社会的交流関係は、感情、経済、身体的などいろいろな側面で我々を支え、ストレスの軽減に一役も二役も買っているのです。

白樺がモミと酸素を共有し苦境を乗り越えたように、人々は社会的な繋がりを維持し、お互いを助け合いながら認知機能とコミュニティの両方を繁栄させてゆきましょう。

文献

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