自分への思いやりがストレス緩和のカギ

リラックス


誰でも、自己嫌悪に陥ったりしたことや、人に好かれる資格なんてないと思った瞬間があるのではないでしょうか? 多くの人は、そのような経験が何度かあるでしょう。一般的に、人は他人よりも自分自身を厳しい目で見て評価するものです。

たとえ何か失敗したときでも、「自分には足りないところがある」(誰でもそうですよね! )と認めて受け入れることによってストレスが減るということが、数多くの調査研究から実証されています。このように自分にやさしく思いやりをもって受け入れることを、「セルフ コンパッション」といいます。

自分への思いやりは「マインドフルネスによるストレス緩和 (MBSR)」とも呼ばれ、瞑想と自己認識(知覚)を行うことで実践できます。会社でも、自宅でも、友人との間でも、もし今度何かミスやヘマをしたときは、きちんと謝って適切に対応するのはもちろんですが、それと同時に自分自身へのケアもしましょう。座って深呼吸をして、「ベストを尽くしてもときには失敗もするし、それで問題ない。完璧な人なんていないし、誰も完璧を求めてはいない」と、自分自身にやさしく語りかけましょう。

文献

  • Birnie, K., Speca, M., & Carlson, L. E. (2010). Exploring self-compassion and empathy in the context of mindfulness-based stress reduction (MBSR). Stress and Health: Journal of the International Society for the Investigation of Stress, 26(5), 359–371.下記 URL より取得 https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/smi.1305
  • Keng, S.-L., Smoski, M. J., Robins, C. J., Ekblad, A. G., & Brantley, J. G. (2012). Mechanisms of change in mindfulness-based stress reduction: Self-compassion and mindfulness as mediators of intervention outcomes. Journal of Cognitive Psychotherapy, 26(3), 270–280. 下記 URL より取得https://connect.springerpub.com/content/sgrjcp/26/3/270
  • Shapiro, S. L., Astin, J. A., Bishop, S. R., & Cordova, M. (2005). Mindfulness-based stress reduction for health care professionals: results from a randomized trial. International Journal of Stress Management, 12(2), 164. 下記 URL より取得https://psycnet.apa.org/buy/2005-05099-004